【皮膚】アポキルについて

こんにちは。
神宮プライズ動物病院の馬場です。

今回は、アポキルについて簡単にお話します。

アポキル(成分はオクラシチニブ)とは、犬のアトピー性皮膚炎のかゆみの緩和を目的に認可されている動物薬です。

このアポキル、日本での発売開始は2016年で、そこからかなり多くのワンちゃんが飲んでいます。
かゆみを呈するワンちゃん界隈ではかなり有名なお薬です。

効果も高い上に、副作用もほとんど認められないため、長期間飲み続けているワンちゃんも多くいらっしゃいます。

犬のアトピー性皮膚炎の多くは、生涯にわたって、かゆみを何かしらの方法でうまくコントロールしていく必要があるため、長く、副作用少なく使えるお薬はとても重要です。

最近、アポキルのチュアブルタイプが発売されました。薬を飲むのが苦手なワンちゃんもおやつ感覚で食べることができるので、より投薬が楽になったとの声も聞かれます。

愛犬のかゆみや薬のことでお困りの方、ぜひお気軽にご相談ください!