【歯科】犬と猫、折れやすい歯はどこ?

歯科担当獣医師の森田です!

前回のブログ「実は犬の歯は折れやすい!?」では歯が折れてしまう危険性についてまとめました。
今回のブログでは折れやすい歯の位置について解説していきます。
このブログを参考にぜひお家のワンちゃん猫ちゃんの歯をチェックしてあげてください。

犬の折れやすい歯の位置

犬で最も折れやすい歯は一番大きな奥歯(第四前臼歯)という報告があります。
破折の原因として硬いおやつ・おもちゃ、外傷などが多く、特に物を噛むときに使用する奥歯の破折が最も多くみられます。
年齢としては中年齢に多く、犬種としてはコーギー、芝犬、フレンチブルドッグに多いとされています。

歯石が付着していると折れている歯が分かりづらいこともありますが、両方の歯の高さを見比べてみると発見しやすくなります。

猫の折れやすい歯の位置

犬は奥歯が折れやすい、では猫も同じでしょうか?
実は、猫で最も折れやすい歯は犬歯(牙)という報告があります。

犬に比べて硬い物を噛む習性がない猫は奥歯が折れることはあまりなく、喧嘩やぶつけるなどの外傷によって犬歯が折れてしまうと言われています。

まとめ

まとめると犬は奥歯(第四前臼歯)、猫は牙(犬歯)が折れやすいということになります。


折れた歯を放置すると歯の神経から感染を起こし、人で言う虫歯に近い状態になってしまいます。
感染が進行すると顔が腫れる・片側だけで物を噛むなどの症状を伴い、最悪の場合歯を抜かなければいけなくなってしまいます。

初期の病巣であれば神経を抜き、詰め物と被せ物をする根菅治療が適応になりますので、
「愛犬・愛猫の歯が折れているかも」と思った際はぜひ当院の歯科へご相談ください。