【歯科】犬と猫の歯の違い【犬歯】

歯科担当の森田です。
今回のブログでは犬と猫の犬歯の構造の違いについて解説していこうと思います

構造の違い

歯の構造はどうでしょうか。
実は犬と猫では犬歯の歯髄腔を走行する血管や神経の位置が異なります。
下のレントゲン写真を見てみましょう。

左が犬の犬歯、右が猫の犬歯です。
オレンジの矢印は歯の先端から歯髄腔までの距離です。
猫は歯の先端ギリギリまで歯髄腔が伸びており、神経が通っています。

注意しなければいけないのは以前のブログ「」で解説したように猫は犬歯が折れやすいという点です。
下の写真のように根本から折れていることもありますが、先端だけが折れてしまっても露髄してしまうため即座に治療が必要です。

この写真のように、欠けてしまった歯を見つけた際はすぐに動物病院を受診しましょう。

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